あのくさ2023:小満の巻

支部長通信「あのくさ」

「小満」とは、現在広まっている定気法(二十四節季を決める方法の一つ)では、
太陽黄径が60度の時・・・ってよくわかりませんが、歴ではそれが起こる日を指し、天文学ではその瞬間を指すとのことです。

今の私の知識では、簡単に理解できる内容ではありませんが、小さかった頃、夜になれば星がたくさん空に広がり、天の川も普通に見えましたので、大きくなったら天文学者になりたいと思ったりもしましたよね。

東京に暮らし、天文学者を諦めた今では、天の川は全く見えません。
天の川が見えていた頃、将来への夢や希望に限界はなかった様な気もしますが、天の川が目には見えない今でも、心の中の天の川を見上げて、夢を抱き続けられるかが人生の明暗の様な気もしませんか。

改めて小満とは、あらゆる生命が満ち満ちていく時期のこと。
太陽の光を浴びて万物がすくすくと成長する季節です。
たとえ、身体の成長には限界はあっても、心の成長は止めたくないですよね。

そんな季節、太陽の光を浴びに外へ出ましょう。
心に夢を抱いて、新しい出会いを期待して、街に出ましょう。
少しでも、多くの方々に有信会の総会に参加していただけと良いですね。

有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和5年5月21日 小満

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