地上にある穀物に天からの贈りものである雨が降り注ぐ季節「穀雨」です。
4月も半ばを過ぎ、いよいよ暖かくなってきました。
地域によっては、そろそろ田植えが始まる時期ですが、皆様、如何お過ごしでしょうか。
先日、仲間と走る駅伝大会に参加しました。
私としては、久々のレースで、しかも5kmと比較的短い距離、つまりは周りのペースが早いということもあり、気持ちで押さえたつもりでも、オーバーペースでの戦いになります。
普段の練習ランニングとは違って、久々に心肺機能に高い負担をかける展開となりましたが、それでも、襷をつないで、みんなで完走できるというのは、やはり、清々しい気分にさせてくれますね。
日々の生活でも、気がつかないうちにオーバーペースとなっていることがあります。
体や心に負荷をかけることで、人は成長していくのだとは思いますが、負担をかけ過ぎると悲鳴を上げてしまいます。
でも、自分ではなかなか気がつかないものです。
そういう意味でも、気遣ってくれる仲間や家族を持つことは、非常に重要なことだと言えますね。
そのためには、自分も周りを気遣っていくことが大切だと気づかされます。
何かに構えるのではなく、心を開いて過ごせる日々が幸せですね。
何事も恵みの雨だと思って、心を耕して行きましょう。
自らが心がけていれば、天は必ず見守ってくれているはずです。
有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和6年4月21日(旧暦:弥生13日)穀雨の巻