東京有信あのくさ Vol.5 2021年2月8日版

東京有信あのくさvol.5 支部長通信「あのくさ」

有信会東京支部の皆様

新型コロナウイルスの感染拡大、緊急事態宣言が出されて、当初の宣言期間の1ヶ月が過ぎましたが、栃木県を除いて更に1ヶ月延長されました。日々の生活では、世の中の動きが止まってしまったような1年の始まりですが、この間も時は流れ、一年で最も寒いとされる大寒を過ぎ、2月3日には立春を迎えました。


二十四節気で1年の起点となる立春が普段より1日早い2月3日となるのは、なんと124年ぶり、明治30年以来とのことです。今年は春一番も観測史上最も早い2月5日に吹いてしまいました。


新型コロナウイルスの感染症拡大以外にも世の中は変化しています。昨年、レジ袋の有料化され、買い物籠をさげて晩御飯の食材を買いに行くのが思い出されましたが、今はコンビニに行くにもエコバックが必需品になってしまいました。ところが、近頃スーパーマーケットでは商品を棚からピックアップしている店員さんがたくさんいるではないですか。ネットスーパーの買い物なのでしょう。エコバックどころか、買い物にも行かない時代になっているのです。アマゾンで買い物すれば、商品の何倍もの大きさに梱包されて送られてきます。これは、社会としてエコなのでしょうか。


一方、世界の流れは脱炭素。人類は火を手に入れ、コントロールすることで、発展してきた面がありますが、これからは、炭素を燃やすことをやめて、発展し続けなければなりません。火鉢に炭火を熾して安らぎを感じている私なんかは許されない時代が、もうすぐそこに来ているのです。


皆様、コロナ禍で始まった2021年ですが、ボーッと生きている場合ではないようですね。


有信会東京支部 支部長 松下和徳

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