あのくさ2023:立春の巻

支部長通信「あのくさ」

遂に来ました「立春」。
春が立つ、いい言葉ですね。

よく「暦の上では春」という言い方をテレビなどでは聞きますが、暦の上ではない「春」はどう定義されるのでしょうか。
どうも「絶対的な春の定義は存在しない」というのが実情の様です。
ネットでは気象学的には3月から5月、天文学的には春分から夏至という記述もあります。

梅の花が咲き始めて、徐々に暖かくなり、春の兆しが見られるようになる季節です。
一日毎に明るさが増していく気持ちにさせてくれますが、皆様、如何お過ごしでしょうか。

こんな季節にもかかわらず、先週土曜の早朝に急足で歩いていて、街角を曲がったところにあった、ほんの小さな凍結路面に足を滑らせ、転んでしまいました。
右膝を打つけて、左の瞼を切ってしまい、病院で瞼を縫ってもらいましたが、試合後のボクサーの様にガーゼとテープを貼られてしまいました。
翌日曜も、人に頼む訳にもいかない重要な仕事があって、この顔で行って良いのか、ちょっと悩みましたね。

しかしながら、見かけのみっともなさに恥ずかしがっている場合ではないと思い直し、それからは、病院に行く以外は、普通に仕事を続けて来ました。
顔の傷を絆創膏で押さえているので、会う人度に、「どうしたんですか」と問われ、自分の情けなさを心に刻みつつも、顔をあげて前を向かなければと決意を新たにする日々が続いております。

立春とはいえ、まだまだ、寒い日も続きます。
皆様も、くれぐれも健康に、そして小さな凍結路面の落とし穴にも気をつけてお過ごし下さい。

有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和5年2月4日 立春

タイトルとURLをコピーしました