7月6日、小暑です。
今年は旧暦の水無月一日、蝉が鳴き始め、本格的に暑くなる季節です。
梅雨の中休みから殺人的な暑さが始まりましたが、皆様元気にお過ごしでしょうか。
と書き始めたの今回の「あのくさ」ですが、最後までまとまらないままに本日7月13日は迎え火です。
東京では夕方に門口でおがらで火を焚いて精霊を迎え入れるお盆の行事ですが、博多のお盆は8月で、この時期は、そう「博多祇園山笠」です。
「山笠のあるけん博多たい」は、その言葉だけでふるさとが懐かしい名フレーズですよね。
ところで、日本の夏がいつからこんなに暑くなったのでしょう。
統計を見れば、確かに平均気温は上がっているのかもしれませんが、地球は本当に温暖化しているのでしょうか。
地球の長い歴史を見れば、氷河に覆われる氷期と温暖な間氷期が周期的に繰り返されてきたのですが、この気候変動は、太陽からの日射量が変動することで生じると考えられているそうです。
しかしながら、最近の温暖化は日射量の変動だけでは説明できず、人為的な温室効果ガスの濃度上昇が犯人とされています。
日射量の変動によりいずれは氷期に向かうことが予想されるはずですが、その点については、あまり議論されずに、温室効果ガスの削減ばかり着目されるのは何故でしょう。
子供の頃、半ズボンとランニングシャツで駆け回った夏の田舎道では、そんなことは考えなくても済んだ、幸せな時代でしたよね。
本当に温室効果ガスは削減しなければならないのでしょうか。
事実はそうなのかもしれませんが、「本当にそうなの?」という疑問は、常に持ち続けていきたい。
真実を追求する、ささやかな探究心をなくさずに、暑い夏に立ち向かっていきましょう。
有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和6年7月13日(旧暦 水無月八日)小暑の巻