あのくさ2024:大暑の巻

支部長通信「あのくさ」

7月22日大暑、一年で最も暑さが厳しき感じられる季節です。
これまでなら、かなり記録的な話だった筈の気温40度が日本各地で日常的に発生していますが、皆様、如何お過ごしでしょうか。

パリオリンピックも始まりました。
ヨーロッパは時差が大きくて、LIVEで見るのは、なかなか厳しいですが、朝起きた時に日本人選手の活躍の報道に接すると、やはり嬉しいものです。

古代オリンピックは、休戦するために開催されたという話を聞いたことがあります。
残念ながら現代は、オリンピック中もウクライナやガザの戦闘は収まるところがありません。

力による現状変更は許さないと主張したところで、結局は力に頼ってしまう状況に人類は知恵を出すことができるのでしょうか。
ヨーロッパやアメリカの選挙でも国民の分断が問題視されていますが、これも、次第にエスカレートしている状況です。

オリンピックが開催されているこの機会に、少し立ち止まって世界を俯瞰して見る必要があるかもしれません。

この夏の季節、街を歩くと暑さで下を向いてしまいそうですが、見上げれば、青い空が広がっています。
歪み合うのではなく、青い空で覆われた地球を愛おしく思いながら、前を向いて生きていきましょう。

有信会東京支部 支部長 松下和徳 令和6年8月2日(旧暦 水無月二十八日)大暑の巻

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